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2AS 後期2単位必修(イブニング履修は3AS選択)

給 排 水 設 備

教授

八木 明彦

研究室:

2号館2221号室

Plumbing System

e-mail

yagi@aitech.ac.jp

教授 比嘉 俊太郎

 

 

 

 

 

 

 

     

 

概 

建設設備の中で、給水・給湯・排水・浄化槽・消火・ガスについて、建築設備には欠かせない基本的な種類・性質・用途および現代社会が目指す持続可能な社会の中で、どのような環境に配慮すべきかを学ぶ。環境問題の中でも水資源問題・水質汚濁は避けては通れない課題であり、この面からも講義を展開する。

授 業 予 定

 

 

1回

 

給水排水の基となる上下水道設備を世界史より説明する。

2回

 

給水に必要な上水(浄水)の機構と仕組み、水道基準、赤水、水源の重要性を環境問題とからめ学ぶ。

3回

 

水の性質の水の密度、水の3態、圧縮性、静止水中・動体流中の圧力、圧力損失について説明する。

4回

 

管路流れについて、動水こう配、排水管内の流れ、適正器具数の考え方を説明する。

5回

 

クロスコネックションの禁止、6面点検、吐水口空間、排水溝口空間、トラップについて説明する。

6回

 

給水方式の水道直結直圧、水道直結、高置水槽、圧力水槽及びポンプ直送の方式の特徴を説明する。

7回

 

瞬時最大流量算定(器具給水負荷単位と水使用時間率・器具給水単位)と管径決定法を取り上げる。

8回

 

給湯に関して、給湯温度、加熱方法(直接・間接)や瞬間式・瞬間貯湯式・貯湯式などを説明する。

9回

 

給湯方式と単館・複管式、自然循環・強制循環方式、上向きと下向き供給や安全対策にも触れる。

10

 

排水設備の各個通気、伸長通気及びループ通気の方式、横技官・横主管・立て管の機構を説明する。

11

 

特殊継ぎ手排水システム、ドンゴ通気弁・ブランチ間隔など、排水特徴や様々な決まりを説明する。

12

 

排水の定常流量法による排水・通気管管径決定法や排水基準、雨水排水よび排水設備機器を説明する。

13

 

衛生器具の分類と具備すべき条件、浄化槽種類(BOD)とその機構と浄化容量の算定法について説明する。

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消火・ガス設備について、消火の原理と器具やガスの種類、性質および安全設備について学ぶ。

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定期試験

 

 

教科書

参考書

大学課程建築設備(第5版)、石福昭(オーム社)

図解Q&A給排水設備(改訂版)、神原吾(井上書店)

 

 

@ 適切な建築環境を実現すべく給水・排水・衛生設備の基本的な考え方と最近の技術を学ぶ。

A 持続的可能な社会を目指すべく、私たちが日常的に使用する「水」の尊さを学び、地球環境保全への責務として給排水設備の立場を考える。

 

授業の方法と特徴

 

@ 教科書はもちろん、給水や排水設備に関する図・表を中心としたプリントを配布し(計7枚、挿入図表約80)具体的な構造などを説明し、教科書とプリントおよび板書を中心に進める。出席は必ず取る

A  小テストの実施

講義の特に重要な内容について小テストおよび教科書に書かれている事項について、「なぜそうなるのか」を課題として出してレポートを提出する(計4回)

 

成績評価の方法

 

小テスト、レポート、出席および定期試験による総合評価を行う。

成績評価の配分は小テスト(10%)・レポート(20%)・出席(10%)で40%、定期試験を60%とする。

 

教員からのメッセージ

 

@      授業で習ったことを、ホームセンターなどに出かけて、給水・給湯・排水の設備など(パイプ類、継ぎ手)を手にしたりして、身近の物としてとらえてほしい。また、各家庭の給水・給湯及び排水の設備がどのようになっているかも、見ておくと望ましい。授業で1度配布し説明したプリントでも毎回持参すること。

A      給排水・衛生設備は身近な建築環境なので、レポートも自ら調べてから提出してほしい。

B      レポート作成は自分の意見を相手に判らせることに心がけて常に書き、図・表で表現を出来るようにする。